こうみのうまあなからたたるごずてんのう
小海の馬穴から祟る牛頭天王
国内
場所・異界
- どんな話か
- 馬が落ちた穴の底から祀らねば祟ると声が響き、村ぐるみで牛頭天王を祀ることになった由来。
- 細部
- 村人が馬を引いて歩いていたところ、引いていた馬が地面の大穴へ脚を落としてしまった。するとその底のほうから、自分は牛頭天王である、祀らなければ村じゅうに祟ると告げる声が聞こえたという。人々は相談のうえ村を挙げて祀ることに決め、いまは村の東にあたる馬場山の上に社が構えられている。神が自ら名乗りを上げて祭祀を要求する形の縁起で、祟りの予告が祭祀の始まりを正当化している。
- 広まり方
- 1987年刊行の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』所収、細川修・松本清人による地蔵や薬師や観音の伝説の項による。
- 地域
- 長野県小海町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ