ごたんだ
五反田
国内
場所・異界
- どんな話か
- 一日で田を植えよと命じられた嫁が日を呼び戻して植え終え、田から上がるなり息絶えたという田の由来。
- 細部
- たった一日で広い田を植え終えるようにと言いつけられた嫁が、暮れかかる空へ祈ったところ、沈みかけていた日が戻ってきたという。おかげで最後の一株まで植えることができたが、田から上がった嫁はその場で息絶えてしまった。以来この田では、一日のうちに植え終えなければ家に不幸が起こるといわれ、人々はその日限りで作業を終えるよう心がけたと伝えられる。無理な命令と嫁の死が、土地の作業のきまりとして残った例である。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』所収、小川草路「湘南見聞片々」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県平塚市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ