さかのしょうにのこえ
坂の小児の声
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 日暮れの坂に現れる五、六歳ほどの小児が「火が通る、危ないぞ」と声をかけてきたという話が伝わる。
- 細部
- 日暮れの坂には、五、六歳ほどの子供が姿を見せ、「お父さん、危ないぞえ。火が通る」と呼びかけた。声をかけられた者は、マッチを持たず煙草だけを持って出かければよかったのに、と悔やんだ。子供の姿をした何者かが火の気を察知し、通行人に注意してくるところに、この話の異様さがある。津市榊原町の例として、倉田正邦が記録した『民話』1960年の「伊勢・榊原の昔話」に載っている。
- 広まり方
- 榊原町の伝承として『伊勢・榊原の昔話』(倉田正邦、1960年『民話』収録)に記されている。
- 地域
- 三重県津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ