がらん
ガラン
国内
場所・異界
- どんな話か
- 五輪塔の頭が置かれた女人禁制の聖地で、十六柱の神を祀り、掘り出した際には頭痛の祟りがあったという。
- 細部
- 部落の裏山には古い五輪塔の頭などが集められた一角があり、ガランと呼ばれて特別な日以外は立ち入りが禁じられ、女性の立ち入りも許されていなかった。ここには十六神サーと呼ばれる十六柱の神が宿るとされ、威力の強い神として赤牛を使うと語られている。ある年、山からの大水が出て田畑を押し流しそうになったが、このガランの地点で水が二手に分かれて難を逃れたという話も伝わる。近年になって工事のためガランの下から五輪塔が掘り出された際には、作業に当たった人々が頭痛に見舞われたため、掘り出した塔もあらためてガランに合祀することになった。
- 広まり方
- 民間伝承 1967年掲載、小野重郎「ガランドン(伽藍様)」、および種子島民俗 1965年掲載、小野重朗「森山とガラン山との報告」による。
- 地域
- 鹿児島県鹿児島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ