がんとさま
願戸様
国内
場所・異界
- どんな話か
- 二つの道が交わる地点に立つ山の神で、もとは行き倒れた旅人を祀ったものだという。
- 細部
- 飯島道と牧金道が合わさるところに、願戸様と呼ばれる山の神が祀られている。この神は初めから山の神として建てられたわけではなく、江戸のころにこの地で命を落とした旅人の霊を慰めるために祀ったのが起こりだと伝えられる。行き倒れた無縁の死者を土地の神として据え直す扱いは峠道の各所に見られ、道の分岐という境界性の強い場所が選ばれている点も、この種の祭祀に共通する。
- 広まり方
- 1999年の『伊那』所収、久保田賀津男の峠道で継ぐ駅の旅の連載、飯島道を扱った回に記録がある。
- 地域
- 長野県天龍村
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ