ふうらいみさき
風来みさき
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 手島では所帯を持てず甥の世話になって没した者の霊を風来みさきと呼び、大晦日に唱え言をして出会いを避けた。
- 細部
- 丸亀市手島町では、生涯所帯を持つことなく甥の世話を受けて一生を終えた伯父や伯母のことをオジ、オバと呼びならわしている。こうした人々は亡くなったのちに風来みさきという存在になるとされる。大晦日にあたるオオトシの日にこの風来みさきに行き会ってしまうと、ブクと呼ばれる穢れが身にかかってしまうという。そのため年の変わり目に神社仏閣へ詣でるトシマイリの際には、「オジノクソ」「オバノクソ」と唱えることで、この霊に出会わないようにする習わしが伝えられている。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第九節の内藤敏典の記述(正月)に収められている。
- 地域
- 香川県丸亀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ