ふたごいけ
二子池
国内
場所・異界
- どんな話か
- 蓼科山東方の大嶽北側にある雨乞いの池で、書付なしに水を汲むと山が鳴り水が湧き返ったという。
- 細部
- 男池女池とも呼ばれるこの二つの池は、日照りの折に水を汲み下して雨を願う場であった。ただし作法があり、井出氏から書付をもらわずに臨むと山が震え、水面が沸き立つように波立って岸へ近づけない。書付を水中へ投じるとたちまち池は静まったと伝わる。近くには雌雄の龍が天へ昇るまで潜んでいたという小穴もあるとされ、水源の神聖さと、そこへ立ち入る資格を証す手続きの重さが一続きに語られている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、高橋宏一の蓼科山紀行に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ