ふしぎなじゅつ
不思議な術
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 亀山藩の剣術師範が術で大和郡山の城兵を眠らせ、目覚めぬ間に降伏を促す貼紙をして開城させたという話。
- 細部
- 亀山藩に仕えたある剣術師範は、不思議な術を身につけていたと伝わる。大和郡山の城方がなかなか城を明け渡そうとしなかったとき、この師範は真昼間に術を使って城兵を眠りに落とし、その隙に城内を歩き回って「いさぎよく城を明け渡せ」と書いた貼紙を残していったという。目を覚ました城兵はいつの間にか貼られていた紙に気づき、これほどの術を使う相手には敵わないと恐れをなして、あっさりと城を明け渡してしまった。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「地名起源伝説と動植物伝説―続南桑民譚雑録一―」に伝わる話である。
- 地域
- 京都府亀岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ