ふるいど
古井戸
国内
場所・異界
- どんな話か
- 女中が身を投げた庄屋の井戸の跡で、石積みが何度直してもすぐ崩れるといわれた。
- 細部
- かつて庄屋の屋敷の庭にあった井戸で、そこに奉公していた女中が身を投げて死んだと伝えられる。井戸そのものは数年前まで残っていたが、田に作りかえるために埋め潰された。ところがその周辺では、いくら石を積み直しても間もなく崩れてしまうのだという。跡地に手を加えることへの落ち着かなさが、石積みが安定しないという具体的な形で語られており、井戸を粗略に扱うことへの警戒が背後にうかがえる。
- 広まり方
- 1965年の『あゆみ』に載る日野義治の広田村猿谷の民俗に記録がある。
- 地域
- 愛媛県砥部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ