ふるいど
古井戸
国内
場所・異界
- どんな話か
- 商家がごみを捨てて埋めていた古井戸を片付けようと2人が入ったが出てこず、探ると死体で見つかり、古井戸には毒があり発熱するとされた。
- 細部
- 都のある商家では、日頃からごみを投げ入れては埋めるようにしていた古井戸があったという。ある日、この井戸を片付けようということになり、男が二人その中へ入っていったが、いつまで経っても出てくる様子がなかった。心配になって水を入れてから別の者が入ってみたものの、あまりの熱さに耐えられずすぐに引き返してしまう。さらに水を足してから探ってみると、そこには先に入った二人の死体が見つかったという。古い井戸には毒気がこもっていて、それによって熱を発することがあると考えられていた。
- 広まり方
- 1978年刊の『日本随筆大成』第3期に収められた天野信景「塩尻拾遺」に記録がある。
- 地域
- 愛知県名古屋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ