ふるはか
古墓
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 古墓を取り払おうとした僧の夢に貴女が現れ歌を書いた短冊を残し、後にそれが赤染衛門の筆跡と鑑定されたという。
- 細部
- 韮崎の近くにあるとある寺に古い墓があり、これを取り払おうとしたことがあった。すると、その計画に携わっていた僧の夢の中に一人の貴女が現れ、亡くなった跡を示すしるしなのだから詮索などせずにそのままにしておいてほしい、という趣旨の歌を短冊にしたためて残し、立ち去っていったのだという。目覚めた僧はその短冊を大切に保管していたが、後になって専門家が筆跡を鑑定したところ、平安時代の歌人として知られる赤染衛門その人の手によるものと判じられたと伝えられている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1931年掲載、柳田国男「和泉式部の足袋」に記録がある。
- 地域
- 山梨県韮崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ