きたきゅうしゅうしのいちもんせんのまよけ
北九州市の一文銭の魔除け
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 船に現れる船幽霊に遭遇した際は、一文銭の穴を通して眺めれば正体を見破れるという言い伝え。
- 細部
- 北九州市小倉北区に伝わる船幽霊についての言い伝えである。海上で船幽霊に出くわしてしまった場合、慌てず一文銭を取り出し、その真ん中に開いた穴に目を当てて相手を見つめると良いとされている。銭の穴という小さな枠を通して見ることで、恐ろしい船幽霊の正体や姿を正しく見極められる、あるいはその力を封じられると考えられていたようである。海で働く人々が身近な持ち物である銭を魔除けの道具として使う知恵として伝えられている。
- 広まり方
- 1932年の『旅と伝説』に掲載された櫻田勝徳「船幽霊など」に記録がある。
- 地域
- 福岡県北九州市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ