ふなゆうれい
船幽霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 潮で魚が引くと舟の前に真っ赤なものが群がって現れ、これが船幽霊だと海陽町で語られている。
- 細部
- 海陽町では、潮の加減によって魚の群れがすっと引いていくとき、舟の前方に真っ赤なものがわっと群れ集まるように見えることがあるといい、これが船幽霊の姿だとされている。漁の最中に不意にこの赤いものを目にした漁師たちは、不吉な兆しとして受け止めていたという。あわせて、夜の海の上を赤い玉が飛んでいくのを見たという話も伝わっており、船幽霊と同じ系統の海の怪異として語られている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1979年、国学院大学民俗学研究会「徳島県海部郡宍喰町」に記録されている。
- 地域
- 徳島県海陽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ