ふくじん
福神
国内
場所・異界
- どんな話か
- 正月4日は雀が鳴く前に起きて福神を迎え、戸を少し開けておくべきとされ、四日間は日を吹くことも慎むという。
- 細部
- 正月四日の朝は、雀が鳴き出すより前に起きていなければ、その家は誰もいない留守の家だと見なされて、福神様はそのまま素通りしてしまうという。同じ四日には、福神が入ってこられるようにと座敷の戸を少しだけ開けておく習わしもあった。さらに元日から四日までの間は日を吹くことも避けられ、これをすると福神を吹き飛ばしてしまうからだと説明されている。正月に訪れる福の神を迎える構えとして、早起きと戸の開け、慎みの三つがひとまとまりの作法として壱岐に伝わっていたことになる。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1935年掲載の山口麻太郎「壱岐島年中行事」に記録がある。
- 地域
- 長崎県壱岐市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ