ふじしま
降士島
国内
場所・異界
- どんな話か
- 天地が揺れ雷鳴が轟いたのち、五彩の雲に乗って弁財天が十五童子と眷属を伴い藤島に降臨し、これが降士島と呼ばれ後に藤島へ転じたという地名由来譚。
- 細部
- 天と地が激しく揺れ動き雷鳴が轟いたあと、空が晴れ渡ると、はるか彼方から五色に彩られた雲が美しい音楽の調べに乗って現れたという。その雲の中から、十五人の童子と五億八千にのぼる眷属に守られた弁財天が姿を現し、藤島に舞い降りたと伝えられている。天から地上へお降りになったという意味からこの地は降士島と呼ばれるようになり、それがいつの頃からか藤島という表記に変わっていったのだという。
- 広まり方
- 1966年の『みなみ』誌所収、山本錠之助「降土(フジ)島弁財天」に記されている。
- 地域
- 愛知県美浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ