こまごめのふじごんげん
駒込の富士権現
国内
場所・異界
- どんな話か
- 富士山に似た小山に真夏の雪が降って大木が花のように見え、住人へのお告げで社が駒込へ移されたという由来譚。
- 細部
- 富士権現の社はもともと本郷にあったが、後に駒込へ移された。移る前の駒込には富士山によく似た小さな山があり、頂に生えた大木に、ある6月朔日、季節外れの雪が降り、枝が花をつけたように見えたという。その地の住人に神のお告げがあり、それを受けて富士権現を勧請し、本郷にあった社を移したと伝わる。真夏の雪という異常気象が信仰の起点として語られる。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第二期』所収「江戸雀」(菱川師宣、1974年刊)に記される。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ