ふどうみょう
不動明
国内
場所・異界
- どんな話か
- 馬に乗ったまま前を過ぎようとすると落馬させられるという、不動明の祠にまつわる言い伝え。
- 細部
- 街道筋にある不動明の前を、旅人が馬に跨がったまま通り過ぎようとすると、決まって鞍から落ちるという。理由は明快で、乗り物に乗ったまま神仏の前を横切るのは礼を失した振る舞いだからだと説明された。落馬という具体的な罰が用意されていることで、通行者は自然と下馬を強いられる。参詣の作法を説く教訓というより、道を行く者すべてに及ぶ実効的な取り決めとして語り継がれてきた性格が強い。
- 広まり方
- 1981年の『常民文化研究』所収、林富美子「相模の民話⑰」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ