ふちにおちたろうじん
淵に落ちた老人
国内
場所・異界
- どんな話か
- 提灯の明かりで見えた道を進んでいた老人が、いつの間にか深い淵に転落し近くの住人に助けられたという話。
- 細部
- 大正の終わりから昭和の初めにかけてのことという。ある老人が夜道を歩いていたところ、提灯の光に照らされた道がまっすぐ続いているように見えたので、そのまま歩みを進めていた。すると突然、足元が崩れて深い淵の中へ転落してしまった。近くに住んでいた人が物音に気づいて駆けつけ、老人を助け出したという。老人自身、なぜ道のはずの場所が淵になっていたのか、最後まで納得できなかったと伝わる。
- 広まり方
- 1968年の『下野民俗』所収、阿久津満「芹沢風物誌其の四」に記録がある。
- 地域
- 栃木県日光市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ