えづなにつかれたわかもの
エヅナに憑かれた若者
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 胸の痛みを訴え夜通し喋り続けるようになった若者の家で、天井を横切る鼠のようなものが見られたという話。
- 細部
- 八戸市の記録では、昭和21年、部落の17歳の男が胸の痛みを訴え、夜通し話し続けるようになった。狐が憑いたという噂が立ち、男は異常な食欲を示して金品を持ち出すようにもなった。同じ家に住む女教師は毎晩9時ごろ、天井を鼠のようなものが横切るのを見ていた。親戚の一人が男を厳しく叱ると症状は収まり、教師が見たものはエヅナ(狐)だったと考えられた。『山陰民俗』(1954年、小井川潤次郎「狐の憑いた話二三」)に記録されている。
- 広まり方
- 1954年発行の『山陰民俗』掲載、小井川潤次郎「狐の憑いた話二三」による。
- 地域
- 青森県八戸市
- 年代
- 昭和時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ