えんのぎょうじゃのいずみ
役の行者の泉
国内
場所・異界
- どんな話か
- 日照りでも涸れることのない泉は、役の行者がまじないを行ったことで湧き出るようになったと伝えられている。
- 細部
- 州の崎明神の別当だった養老寺のそばには、独鈷水と呼ばれる泉がある。どれほど日照りが続いても涸れず、大島から遊びに来た役の行者がまじないを施したところ、湧き出すようになったと伝えられている。館山市の話として、館山育男が「旅と伝説」1934年の「房州の伝説と大島の流人」に記録した。別の寺伝では、養老寺は養老元年(717年)に役行者を開基として創建され、独鈷水もその霊力で湧いた泉とされる。泉の上手の岩窟には役行者の石像が祀られている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1934年掲載の「房州の伝説と大島の流人」(館山育男)に記録された泉の由来譚。
- 地域
- 千葉県館山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ