みねのおおうちよしたかがさしたさくらのえだ
美祢の大内義隆が挿した桜の枝
国内
場所・異界
- どんな話か
- 大内義隆が敗走の際に立てた桜の枝が根付いて大木になったと伝える美祢市の言い伝え。
- 細部
- 戦国大名の大内義隆が敵に攻められて美祢の地へ落ち延びる道中の言い伝えである。一息入れて休んだ義隆が、手にしていた桜の枝を何気なく地面に挿して立ち去ったところ、その枝がそのまま根付いて芽吹き、やがて見上げるほどの大木に育ったと語られる。滅びゆく武将の逃避行という緊迫した場面のさなかに、挿した枝がその場に生き続けたという対比が語りの核になっている。杖や枝を地に挿すと育つという類の伝説は各地にあり、この話もその一つに数えられる。
- 広まり方
- 1926年の『民族』に掲載された小川五郎「山口県の杖成長伝説等」に記録されている。
- 地域
- 山口県美祢市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ