どうきょう
銅鏡
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 地元の者が作ると光らない銅鏡を、長州から来た一族だけが光らせることができ、特権を得たという。
- 細部
- この土地で銅鏡を鋳造しようとすると、土地の職人の手ではどうしても鏡面が光を放たなかった。ところが長州からやって来たという者が手掛けると、不思議なことに鏡はきちんと光を帯びたという。その技術を携えてきた一族は長光と名乗り、以後この地に根を下ろして、「おまがり様」や銅鏡を奉納する家として特別な役目を担うようになった。よそから来た者だけが持ち込んだ技が、村の中での地位につながったという由来が伝えられている。
- 広まり方
- 1988年の『福岡県史』所収、木村晴彦による田川郡香春町大字下採銅所字宮原の報告「特権」に記録がある。
- 地域
- 福岡県香春町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ