どんどろまつ
ドンドロ松
国内
場所・異界
- どんな話か
- 宮窪町友浦の松の周辺は、かつて海辺にカワウソが棲み、夜になると高坊主が出たという。
- 細部
- 友浦にドンドロ松と呼ばれる木がある。かつてこの一帯は椎や杉が深く茂る暗い場所で、海岸にはカワウソが棲みついていた。そして日が落ちると高坊主が現れると語られてきた。木を目印にした特定の場所が、獣と怪異の両方を抱える境の地として記憶されている点に特徴がある。松そのものが化けるのではなく、松のある区域が夜には別の性格を帯びる、という語り方になっている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』に載る河野正文「愛媛の「むら」と「いえ」」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ