どじまる
童子丸
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 狐女房から生まれた童子丸が龍宮で龍王の玉を得て鳥獣の言葉を解し、京へ上って出世する昔話が伝わる。
- 細部
- 人間の男と狐が化けた女房との間に生まれた子は童子丸と名付けられた。成長した童子丸は龍宮を訪れ、そこで龍王から授かった玉を手に入れる。この玉を耳に当てると鳥や獣の言葉が理解できるようになったという。やがて童子丸は都へ上って出世を遂げるが、その道中も、姿を消した母親の魂が竹の杖に宿って寄り添い、絶えず我が子を見守り続けたと語られている。異類を母に持つ子が特別な力を得て身を立てる、異類婚姻譚の型を伝える壱岐の昔話である。
- 広まり方
- 『民間伝承』1949年掲載の土橋里木「狐と農耕の昔話」に記録がある。
- 地域
- 長崎県壱岐市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ