でーらぼっち
デーラボッチ
国内
場所・異界
- どんな話か
- 小学校への道にある大きな水たまりや、大鳥が泊まった穴が、巨人デーラボッチの体の跡だという話。
- 細部
- 白州町では、小学校へ向かう道すがらにある大きな水たまりを、デーラボッチという巨人の足跡だと語り伝えている。また、片羽九万里という名の大きな鳥が二晩続けて同じ穴に泊まったという話もあり、その穴の正体はデーラボッチの鼻の穴だったのだという。実はこの鼻の穴は右から左へと少しずつ動いており、あるときデーラボッチがくしゃみをしたはずみに、泊まっていた鳥は勢いよく吹き飛ばされてしまったと伝えられている。巨大な体の一部が身近な地形として残っているという発想が共通する二つの話である。
- 広まり方
- 1978年刊行の『白州の民俗―山梨県北巨摩郡白州町旧菅原・鳳来村―』(東洋大学民俗研究会)口承文芸の章に記録されている。
- 地域
- 山梨県北杜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ