だれともわからないひと
誰ともわからない人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 厚朴峠の宝権現で一夜を明かそうとすると、正体不明の人物が現れて起こし続け、眠らせてくれないという話。
- 細部
- 東植田町にある厚朴峠の宝権現でひと晩を明かそうとすると、誰ともわからない人物がやってきて、寝ている者を起こしにかかるという。最初のうちは小さな声でそっと呼びかけてくる程度だが、それを無視してふたたび眠りに落ちようとすると、今度は耳元で大きなどなり声を浴びせてきて、とても寝ていられなくなってしまうのだという。姿かたちも素性もはっきりしないまま、ただ人の眠りだけを妨げにやってくる存在として語られている。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第八節に収める北條令子「とんぼ越え」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ