うおぬまのだいしさまがかくしたろうばのあしあと
魚沼の大師様が隠した老婆の足跡
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 大師講の夜に宿を求めた大師様が、助けてくれた老婆の足跡を雪で隠したという由来譚。
- 細部
- 旧暦11月23日は大師講と呼ばれる行事の日で、この夜は必ず雪が降ると魚沼では語られている。ある年、降りしきる雪に難儀した大師様が、貧しい暮らしの婆さんの家に一晩の宿を頼み込んだ。婆さんは差し出せるものがなく、隣家の大根をこっそり分けてもらってもてなしたという。恩を受けた大師様は、婆さんが大根を持ち出した際に雪の上へ残した足跡が見咎められないよう、後からさらに雪を降らせて覆い隠したと伝えられている。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』の「大師講」の項(大竹信雄執筆)に記録されている。
- 地域
- 新潟県魚沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ