こおりやまのあずきがゆだいしこう
郡山の小豆粥大師講
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 旧11月14日の大師講で貧しかった大師が金持ちになった逸話とともに小豆粥を食べる湖南町の行事。
- 細部
- 郡山市湖南町では、旧暦11月14日を大師講とし、大師様を祝う日としていた。この日には団子を入れた小豆粥を食べ、24日にはあずき飯を食べるという習わしがある。大師はもともと貧しく小豆粥をすすって暮らしていたが、のちに金持ちになったためあずき飯を食べるようになったのだと語られている。ある伝えではこの大師をエビス・ダイコク様であるといい、別の伝えでは弘法大師であるといい、さらに別の伝えでは法華様であるともいう。同じ行事の由来を語りながら、大師の正体については家や語り手によって異なる伝承が並び立っている点が興味深い。
- 広まり方
- 1970年の『猪苗代湖南の民俗:福島県郡山市湖南町三代』所収、東京女子大学史学科郷土調査団の年中行事の記録による。
- 地域
- 福島県郡山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ