はままつのつちをはこぶきょじん
浜松の土を運ぶ巨人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 琵琶湖の土をこぼして富士山を作ろうとした跡や、浜名湖に投げた小石が島になったという巨人譚。
- 細部
- 井伊谷村にある三合山は、ダイダラボッチという大男が琵琶湖の土をもっこに入れて運び、富士山を作ろうとした際にこぼれ落ちてできた山だという。また引佐郡細江町伊目にある根本山は、近江の土を駿河へ運ぶ途中、この大男が肩を持ち替えた拍子にこぼれ落ちた土からできたとされ、その足跡は水たまりとして残っていたと伝わる。さらにこの大男は宇津山に腰を下ろして弁当を食べ、そのとき浜名湖に投げ捨てた小石が礫島という島になったのだと語り継がれている。
- 広まり方
- 1993年刊『静岡県史 資料編24 民俗2』所収、宮田登「諸国の富士と巨人伝説」にまとめられている。
- 地域
- 静岡県浜松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ