ちゅうどのせいれい
忠度の精霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 平井で桜を見つつ忠度の和歌を口ずさんだ僧の前に佩刀した人物が現れ、歌の読みを尋ねて消えた。
- 細部
- 上野国平井で一人の僧が桜を眺めながら平忠度の和歌を口ずさんでいたところ、五十歳ほどに見える身なりの良い、刀を帯びた人物が忽然と姿を現した。その人物は和歌に含まれる文字の読みが清音か濁音かを僧に尋ねたのち、そのまま消え去ってしまったという。僧はこれを忠度の霊に違いないと考え、人物が現れた場所に墓を建てて弔ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』所収、百井塘雨『笈埃随筆』に記録がある。
- 地域
- 群馬県藤岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ