ちょうよ
超誉
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 願生寺の高僧・超誉が植えた根のない松が大木に育ち寺も繁栄したことや、うるさい蛙の声を十念で止めさせた逸話が伝わる。
- 細部
- 谷町筋八丁目にあった願生寺で名だたる念仏の導師として知られていたのが超誉である。まだ草庵に過ぎなかったこの寺を修造する際、境内に根のない松を二本植え、寺が栄えるならこの松も大きく育つはずだと言い残した。その松はやがて本当に大木へと育ち、寺もまた仏殿や方丈、庫裡を備える立派な寺院へと発展したという。また、塩町に構えた閑居では、庭の池に棲む蛙の鳴き声があまりにやかましかったため、十念を捧げて鳴くのをやめさせたところ、存命の間はその池で蛙が鳴くことは二度となかったと伝えられている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第二期』所収、神谷養勇軒「新著聞集」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ