ちょうじゅ
長寿
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 慶長7年生まれの農夫萬平が150歳のとき将軍吉宗に三里灸が長寿の秘訣かと語ったとされ、天保10年の記録では萬平240歳ほか一家全員が長寿で、その3夫婦を描いた絵が今も残るという話。
- 細部
- 徳川の時代、並外れた長寿で知られる一家があった。慶長7年に生まれたという農夫の萬平は、満平とも呼ばれ、150歳になったときに将軍吉宗に対して、足に三里の灸をすえるのが長寿の秘訣であるかもしれないと語ったと伝えられている。天保10年に記された記録によれば、この時点で萬平は240歳、その後妻は132歳、長男の萬吉は199歳、その妻は196歳、次男とみられる萬造は152歳、その妻も151歳という驚くべき年齢であったという。この一家の3組の夫婦の姿は、渡辺崋山の門弟の手によって描かれ、今もその一幅の絵が残されているのだという。
- 広まり方
- 1931年の雑誌『旅と伝説』に掲載された岡田健文「我国の超長寿者話」に記録されている。
- 地域
- 愛知県豊川市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ