ちょうちん
提灯
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 大阪城内の夜道で、二つ引きの紋を描いた提灯を提げた人影に出会うと不吉が起こるとされる言い伝え。
- 細部
- 夜更けに大阪城の中を歩いていると、丸の中に二本の線を引いた紋所の提灯を手にした人影が、進む先からふいに近づいてくることがあるという。この提灯の主とすれ違うと、必ずよくないことが身に降りかかると恐れられており、夜番や巡回の者たちの間で語り草になっていた。紋所という具体的な特徴を伴う点が、この凶兆譚を際立たせている。
- 広まり方
- 1937年の『郷土研究上方』所収、三井武三郎「浪華民俗雑談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ