ちのいけ
血の池
国内
場所・異界
- どんな話か
- 鬼うすの山から馬と共に飛び降りた赤子の足跡が残る大岩で、馬の頭に似た岩から湧く水は頭痛に効くという。
- 細部
- 三豊市の高瀬町に伝わる話では、あかごの足あとが刻まれているとされる大きな岩がある。昔、鬼が住むといわれるうすの山の頂から、一頭の馬とあかごが一緒に落下したことがあったという。馬はそのはずみで力尽き、そばにあった祠の脇の岩に首を突き刺すようにして絶命してしまったが、あかごだけは無事に岩の上に立っていたのだという。今もその岩に残る跡が、このときのあかごの足あとなのだと伝えられている。さらに、馬の頭によく似た形の岩からは絶えず清水が湧いており、この水を額に塗ると頭痛が和らぐとも語り継がれている。
- 広まり方
- 2000年の『香川の民俗』所収、片岡敏子「あかご(赤子)の足あと」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ