ちからもちばあさん
力持ちばあさん
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 青木にいたという老婆は並外れた怪力で、殿様の行列が通るとき牛を抱え上げて道を空けたと語られる。
- 細部
- 大町市青木に、人並み外れた力を持つ老婆がいたという世間話が伝わる。殿様が通行する際、道をふさいでいた牛を抱きかかえて脇へどけ、行列を通したというのが語りの山場である。怪異というより、村に実在したとされる人物の逸話として語られており、身近な誰かの並外れた能力を面白がって伝える型に属する。老婆という、力仕事から遠いと見なされがちな存在が主役である点に、この話の可笑しみがある。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、世間話の項に採られている。
- 地域
- 長野県大町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ