ちいさなぼうさん
小さな坊さん
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 沼田市では、囲炉裏端で見えた小さな坊さんの幻を家族には見えず、数日後に妻が亡くなったという体験談が伝わる。
- 細部
- 沼田市に伝わる体験談。夜、囲炉裏端でいつものように世間話をしていたところ、ふと会話が途切れた拍子に正面へ目をやると、小さなお坊さんの姿がすっと目の前を横切っていくのが見えたのだという。驚いて周りの家族に指をさして知らせたが、誰の目にもその姿は映っていなかった。それから2、3日のうちに、この人の妻が亡くなってしまったと伝えられている。身近な死を予告するかのような幻視の体験として語られている。
- 広まり方
- 1966年の『上毛民俗』掲載、上野勇「利根の妖恠・幽霊」に記録されている。
- 地域
- 群馬県沼田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ