ちごいけ
稚児池
国内
場所・異界
- どんな話か
- 女性に深く慕われた身延山の稚児が戒律を守り通せず身ごもってしまい、小さな池に身を投げて命を絶ったという。
- 細部
- 身延町、身延山の奥の院へ向かう道沿いには、井戸ほどの大きさしかない小さな池があり、稚児池と呼ばれている。かつて本山には美しい稚児がいて、ある女性から深く思いを寄せられていたが、稚児は仏門の戒律を固く守り通そうとしていたという。しかし女性の思いはつのるばかりで、ついに稚児は望まぬ身ごもりをしてしまい、思い悩んだ末にこの小さな池に身を投げて自ら命を絶ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1929年刊『旅と伝説』掲載、福計士「身延山と伝説」に記録がある。
- 地域
- 山梨県身延町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ