ちちのれい
父の霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 多度津のある人が家系にない糖尿病を患い拝み手に見てもらうと、亡き父の霊が地蔵への供物と墓参りを望んでいたことが分かった。
- 細部
- 多度津町のある人は、親にも親戚にも見られなかった糖尿病を患い、その原因が分からず不思議に思っていた。よく当たると評判の拝み手に見てもらったところ、亡くなった父親の霊がその人に降りてきたのだという。父の霊はまだきちんと仏の仲間入りができておらず、地蔵さんへの供え物とお墓参りを欠かさずにしてほしいと望んでいることが伝えられた。原因不明の病の背景に、供養の足りない先祖の霊があるとされた例である。
- 広まり方
- 1990年の『香川の民俗』に石崎洋司・敬子が発表した「高見島の伝承」に記録がある。
- 地域
- 香川県多度津町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ