こびなたのぼうず
小日向の坊主
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 旗本の養子が青ざめた坊主と出くわして乱心し、後にその正体が家出した供養漏れの霊だと分かったという。
- 細部
- 文化11年12月、小日向の旗本家にいた養子が、師走のある日に縞の衣を着た青白い坊主とすれ違い、その後、心を乱してしまった。坊主は夜ごとの夢にも現れたが、実は養父の仕打ちに耐えられず家を出た者の霊であった。家出したのが十二月だったため、その月の該当日を命日として供養すると、以後は怪しい出来事が起こらなくなった。文京区の記録として、1975年刊『日本随筆大成』第一期所収、大田南畝『半日閑話』に載る。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第1期』所収「半日閑話」(大田南畝、1975年刊)に記録される。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ