ゆりしまのぼうさん
由利島の坊さん
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 船に乗せた僧が航海の途中で消え、代わりに金の玉が残されていたという話。
- 細部
- 由利島にいた僧が、通りかかった船に頼み込んで乗せてもらい、上方を目指した。ところが航行の途中で姿が見当たらなくなり、船の者が手分けして探したところ、坊さんのいた場所に金の玉がひとつ残されていた。あれは神が僧の姿を借りていたのだろうと皆で語り合い、人にはやはり親切にしなければならないと思い知ったという。旅の僧をもてなす行いが思わぬ形で報われる、報恩型の昔話の一例である。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』(森正史監修)の昔話の章に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ