ぼうこ
ぼうこ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 継子いじめによって山奥に迷い込んでしまった娘を、亡き実母の霊が現れて助け導いた昔話。
- 細部
- 先妻の娘である姉の糠福と、後妻の娘である妹の米福が栗拾いに出かけた際、後妻は妹が楽をできるよう、姉には底に穴の開いた袋を持たせた。糠福はそれを知らず、いくら拾っても栗が集まらないことを不思議に思いながら、気づかぬうちに一人で山奥深くまで入り込んでしまう。野宿することになったその夜、亡くなった実の母のぼうこ(霊)が姿を現し、袋の仕組みを明かして娘を諭し、家へ帰るよう教え導いたという。
- 広まり方
- 1966年の『芸能』所収、野村純一の「どんぺからっこ・ねっけど(二十七)―最上の昔話―」に記録がある。
- 地域
- 山形県真室川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ