もうじゃみち
亡者道
国内
場所・異界
- どんな話か
- 亡者道でかすみ網を張って鳥を獲っていた猟師が、霧深い朝に網へかかった生首の群れと、沼で水を飲む多くの亡者に出くわしたという。
- 細部
- 高山市朝日町に、亡者道と呼ばれる場所がある。猟を好むある男が、秋の暮れどきにこの道でかすみ網を張り、鳥を獲っていたことがあった。ある霧の深い朝、網を確かめに行くと、そこにはいくつもの生首がかかっており、口々に猟師を捕まえてやろうと話していたという。恐ろしくなった男が急いで網を引き上げながら引き返す途中、近くにある沼に差しかかると、そこには数多くの亡者が集まって水を飲んでいる光景が広がっていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1935年の『ひだびと』掲載、代情山彦「山小屋のむかし話」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ