びわほうし
琵琶法師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 目の不自由な琵琶法師が国分寺で財布を盗まれ、関川橋で人とぶつかった拍子に目が開き、盗人が代わりに失明していたという話。
- 細部
- 京へ上る途中の盲目の琵琶法師が、五智国分寺に一晩籠もったところ持ち物の財布を何者かに盗まれてしまった。やむなく引き返そうと関川橋にさしかかったとき、通りかかった誰かとぶつかって倒れ込んだ拍子に、ふと気づけば自分の両目が見えるようになっていた。目の前には財布を盗んだ張本人が、代わりに視力を失って立ち尽くしていたという。法師は盗人の心得違いを諭したうえで共に国分寺へ参り、お礼として琵琶と金子を納めたと伝わる。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1935年掲載、川口榮三「信越伝説玩具吹寄せ」に載る話である。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ