びんろじそめち
檳榔子染地
国内
場所・異界
- どんな話か
- 孝謙天皇の祈りで湧き出したと伝わる鉄分豊富な湧水池で、古くから布の染色に用いられてきた。
- 細部
- 早川町には檳榔子染地と呼ばれる湧水地があり、ビンロジ池、染物池、溜池などの別名でも呼ばれている。鉄分を多く含む水質で、古くから布を染めるのに重宝されてきたという。由来としては、孝謙天皇がこの地の里人のために祈ったところ茶褐色の染料水が湧き出したと語られ、天皇自身が白い衣をこの泉で染めたという説も伝わっている。実用の染色地でありながら、天皇にまつわる由緒を背負った場所として語り継がれている。
- 広まり方
- 1989年刊『甲斐路』掲載、長沢利明「山梨の孝謙天皇伝説」に記録がある。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ