びんぼうがみ
貧乏神
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 小籐太の家に住み着いた貧乏神が仲間を集めるが、稲荷や毘沙門らを連れた福の神に追われ、小籐太は富を得たという話。
- 細部
- 梅津・嵯峨野・松尾のあたりから約500人もの眷族を集めた貧乏神が、小籐太の家に居座っていた。そこへ福の神が現れるが、あまりの貧乏神の数の多さに一度は姿を消してしまう。しかし福の神は稲荷六明神や鞍馬の毘沙門天、竹生島の弁財天、西宮のえびすといった神々とその眷属を引き連れて舞い戻り、貧乏神一党を追い払った。家に招き入れられた神々はそれぞれ守り神となることを誓い、稲荷は黄金千両、毘沙門は十万貫、弁財天は絹百疋、えびすは酒の湧く泉を小籐太に授けたので、小籐太はたちまち大福長者になったという。
- 広まり方
- 2001年刊『伝承文学研究』所収、真下美弥子「『梅津長者物語』と『牛頭天王縁起』」に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ