びんぼうがみ
貧乏神
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 河内長野市で夜逃げの支度をしていた家の庭に貧乏神が現れ、どこまでもついていくと告げたため夜逃げをやめたという。
- 細部
- 河内長野市の日野に伝わる貧乏神の話である。貧乏な暮らしに耐えきれなくなった家族が、とうとう夜逃げをしようと荷物をまとめていたところ、庭先に汚らしい身なりの老人が姿を現した。それは貧乏神で、夜逃げをするというのなら自分もどこまでもついていくつもりだと告げたのだという。この言葉を聞いた家族は夜逃げを諦めるほかなくなった。どれほど貧しくとも夜逃げをしてはいけないという教訓として語り継がれている話である。
- 広まり方
- 1991年の『近畿民俗』所収、原泰根「『チャアクライジジイ』のこと(1)」に記録がある。
- 地域
- 大阪府河内長野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ