じょうえつのびんぼうがみをおうしょうがつぎょうじ
上越の貧乏神を追う正月行事
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 正月に山から若木を迎えて生木で燃やし小豆や粥を煮る行事は、貧乏神を怒らせて銭や千両箱を投げつけさせた昔話に由来する。
- 細部
- この地域の正月行事には、山から若木や決まった木を迎えてきて、後日それを生木のまま燃やし小豆や粥を煮るというものがある。由来として語られるのは、貧乏でとうとう夜逃げをした親爺の話である。逃げた先まで貧乏神がついてきて棲みつき、あるとき生木を燃やして小豆や粥を煮られるのが何より嫌いだと漏らした。そこで親爺がわざとそれを行うと、貧乏神は「よくも嫌がることをしたな」と怒りながらも銭や千両箱を投げつけて出て行ったという。それ以来、この不快がらせの行事が家々で続けられるようになったと伝わる。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1957年、国学院大学民俗学研究会による新潟県中頸城郡吉川町源の調査記録に2話とも記されている。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ