びんぼうがみ
貧乏神
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 取り憑いた家や人を貧しくするとされる神。痩せた老人の姿で渋団扇を持つ姿に描かれる。
- 細部
- 貧乏神は、取り憑いた家や人を貧しくするとされ、痩せて顔色の悪い老人が汚れた身なりで渋団扇を持つ姿に描かれる。居着かれた家は次第に落ちぶれると語られ、怠け者の家を好んで押し入れに住むとも伝わる。追い出す作法が各地にあり、新潟では大晦日に囲炉裏で火を焚いて追い払い、福の神を迎える。大阪の商家では明治期まで、焼いた味噌で誘い、折り畳んだ味噌に閉じ込めて川へ流した。逆に丁重に祀って福へ転じる例もあり、東京の太田神社では21日間の祈願を行う。
- 広まり方
- 昔話や随筆に取り上げられ、年越しの俗信と結びついて家々で語られた。
- 地域
- 全国
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ