いまばりのべんてんさまともみまきずもう
今治の弁天様と籾まき相撲
国内
場所・異界
- どんな話か
- 十字を刻んだ姫の墓が残る重茂山で、秋と稲の神とされ籾まきの日に相撲を奉じられる神。
- 細部
- 重茂山の城主とその姫はキリスト教を信じていたと語られ、弁天出現之図と呼ばれる、キリストの姿と仏の像の中間のような絵が伝わる。姫の墓も五輪塔とともに十字の形をした石が据えられているという。一方でこの弁天様は秋の実りと稲を司る神として扱われ、籾をまく日にその場で相撲を取ると、その年の収穫が良くなると言われてきた。異国の信仰の痕跡と農耕の祈りが、同じ場所に重ねて語られている。
- 広まり方
- 1965年の『あゆみ』所収、河野正文「重茂山の史跡と伝説」による。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ