ばけもののこをうんだおんな
化け物の子を産んだ女
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 山で化け物と親しくなった女が七日七晩を経て、口が耳まで裂けた子を産んだという出産譚。
- 細部
- 山で化け物と親しくなった女は、七日七晩にわたる難産に苦しんだ。産婆の指示で産室から人を遠ざけた風雨の激しい夜、何者かが訪れて中でひそかに言葉を交わすと、ようやく出産に至った。生まれた子は口が耳まで裂けていた。産婆は人目に触れさせず埋めたが、翌日には掘り返された跡だけが残り、中身は消えていたと伝わる。青森県三戸郡田子町旧上郷村の話として、東洋大学民俗研究会『上郷の民俗』一九七七年に記録されている。
- 広まり方
- 東洋大学民俗研究会『上郷の民俗』(1977年)の口承文芸の章に記録されている。
- 地域
- 青森県田子町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ